2017年5月16日火曜日

カラスの本

こんにちは。

以前、飛行機の時間を過ごすために買った文庫本で、読んだ後、少し私の日常を変えた
本があります。

松原始さんの「カラスの教科書」です。

カラスの研究をしている方による、カラスについて書かれた本です。

月並みな感想ですが、とても面白く、イラストも可愛く愉快で、もう何回も読み返しています。


本の中の一文に、
「カラスは夏になると、しばしば口をあけてボケーッとしている」
(暑いから)とあるのですが、
夏に実際に、口を開けてボケーっと電線にとまっているカラスを見かけて、
「本当だ!あのカラスは今、暑いんだ!」と衝撃を受けました。


以前のカラスの印象は、ゴミを荒らしたり、カササギの巣を襲っていたりと、
「不届きものの嫌な鳥」と思っていましたが、今ではカラスを見かけると、
「あっ!カラス🎶」と楽しい気持ちになります。


カラスは色々な所で見るので、見かける度に楽しい気持ちになれるなんて、お得です。


得体が知れないし、害がありそうなただの鳥、の印象だったカラスが、グッと身近に感じられて、しかも愛らしくさえ思ってしまうのです。


良い本を買ったなぁ、と思っていましたので
誰かにお知らせしたくなったのでした。