久留米も雪が降ったり寒さが続いていますが、膝がカクカクいわないのでまだまだ序の口なのでしょう。
こう寒いとお風呂が楽しみです。
3年前位に父が病気になって入院している時に、父の病室に大きく深めのバケツみたいなのを持ち込んで毎日足湯をしていました。
気分転換になるように日替わりで色々な小袋の入浴剤を入れて、お湯が冷めたら熱湯でさし湯をしながら20~30分位の足湯をしました。
温まり方の当時の入浴剤ベスト1は「きき湯」でした。
足首から下が靴下を履いたよう赤くなり、父が「暑か~」と言い出す時間も最短でした。
皮膚が赤くなるのは、血管を膨張させて熱を体外に発散させて
体を冷やそうとしているからなので、赤くなっちゃったら
その後余計に冷えないかなぁ、とも思いましたので、
冷水をかけるなどして赤みを抑えた方がいいのかもしれないと考えました。
が、闘病中の父の温まって真っ赤っかの足に冷水をかけるなど出来ませんでしたから、足湯の後は足にお布団をかけて保温しました。
父の足湯の後は、一緒にお見舞いに来ている母の足湯の番ですが、
きき湯を入れた足湯で頭から汗を噴き出させていましたので、
「これはすごい」と思ったわけであります。
汗をかくのも体が熱を発散させて体を冷やそうとする働きなので
汗が出たらすぐに拭いて、乾いた衣服に着替えて保温に気を付けないと寒くなってしまいます。
父の入浴剤の感想ワースト1は、「あんかけの湯」です。
湯に入れるとお湯がトロトロになる不思議な入浴剤ですが、
本来お風呂に入れる量の入浴剤をバケツの湯に入れたものですから
ドロドロネロネロの湯になってしまい、
父は足を入れてすぐに「気持ち悪か~」と引っ込めてしまいました。
もったいないので母に勧めましたが、嫌だと拒まれました。
ネロネロがなかなか取れず湯の処理が大変でした。
この寒い時期のさら湯と入浴剤を入れた湯では、
温まり方と冷める時間が全然違うので色々な入浴剤でお風呂タイムを楽しんで、冬を乗り切りましょう。